【写真:Getty Images】
女子チャンピオンズリーグ(CL)決勝のヴォルフスブルク対リヨン戦が現地時間30日に行われ、3-1の勝利を収めたリヨンが5連覇となる優勝を飾った。決勝点となったリヨンの熊谷紗希のゴールに各国メディアなどが賛辞を送っている。
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熊谷はリヨンが1点リードで迎えた44分に追加点を記録。ペナルティーエリア手前でボールを受けると、左足での正確なミドルシュートをゴール右隅に突き刺した。両チームはその後1点ずつを奪い合い、熊谷のゴールが決勝点となった。
仏紙『レキップ』は、熊谷のゴールについて「スペクタクルを披露した。うまくバランスを取り、トラップを入れず、ポスト際にボールを突き刺した」と記述。『フランス・フットボール』も「素晴らしいシュート」と称賛している。
英紙『ガーディアン』では、「サキ・クマガイのスペクタクルなゴール」「前半終了間際の熊谷のスーパーゴールによりヴォルフスブルクは後半に向けてあまりにも厳しくなった」と追加点の重要度を強調。『AFP』も「日本のスター、サキ・クマガイの一撃が決定的になった」「23ヤードから左足のとてつもない一撃を放った」と述べている。
アジアサッカー連盟(AFC)も公式ウェブサイトで熊谷のゴールとリヨンの優勝を祝福した。CL決勝でゴールを決めた初のアジア人選手になったことも伝えつつ、「センセーショナルな左足シュートをエリア外から繰り出した」「またしても大舞台で結果を出した」と賛辞。5度の欧州制覇に加えてFIFA女子ワールドカップ優勝なども飾った熊谷は「アジアで最も栄誉を手にした選手の一人」だとしている。
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