【写真:Getty Images】
女子チャンピオンズリーグ(CL)決勝のヴォルフスブルク対リヨン戦が現地時間30日に行われ、3-1の勝利を収めたリヨンが5連覇となる優勝を飾った。リヨンの熊谷紗希は決勝点となる2点目のゴールを挙げ、アジア人としては初の偉業を成し遂げている。
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熊谷はリヨンが1点リードで迎えた44分、ペナルティーエリア手前からゴール右隅へ鮮やかなミドルシュートを突き刺して追加点を記録。後半には1点差に詰め寄られたが、88分に3点目を奪ったリヨンが逃げ切りに成功した。
欧州CL決勝でゴールを挙げたのは男女を通して日本人初。アジアの選手としても初めての快挙となった。
熊谷自身はリヨンでの過去5年間とフランクフルトに所属していた2012年を合わせて6回の決勝に出場しているが今回が初めてのゴール。他のアジア出身選手としては安藤梢、大滝麻未、永里優季、山口麻美、中国のマー・シャオスーがこれまで各1回決勝に出場しており、永里や熊谷がPK戦でゴールを決めたことはあったが、試合の中での得点はなかった。
男子の欧州CLでも、これまでに韓国のパク・チソンがマンチェスター・ユナイテッドで、ソン・フンミンがトッテナムで決勝に出場したが得点はない。熊谷は欧州のクラブの頂点を争う試合で男女を通して初めてゴールを決めたアジア出身選手となった。
【了】