日本の若き才能
MF:久保建英(日本代表)
生年月日:2001年6月4日(19歳)
市場価格:3000万ユーロ(約36億円)
19/20リーグ戦成績:35試合出場/4得点5アシスト(マジョルカ)
移籍先:レアル・マドリード→ビジャレアル
移籍金:ローン(250万ユーロ/約3億円)
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レアル・マドリードからマジョルカにレンタルした昨季はラ・リーガ35試合に出場し、4得点5アシストの成績を収めるなど主力として奮闘した。チームは残念ながら一年での降格となってしまったが、個人としてのパフォーマンスは目を見張るものがあったと言えるだろう。
評価を高めた久保建英の新天地候補にはセビージャやオサスナといったクラブの名が挙がっていたが、今月10日、ビジャレアルが同選手の獲得を発表。2021年6月30日までの期限付き移籍であり、ビジャレアルはレンタル料として250万ユーロ(約3億円)を支払うことになった。
久保は「スピード」と「テクニック」、そして「ドリブル」に長けている選手だ。右サイドでのプレーを基本としているが、決して中へ切り込むだけでなく、縦突破の鋭さも兼ね備えるなど多彩な仕掛けで相手を翻弄する。マジョルカでもなんでもないところからチャンスを生み出すシーンは多々みられた。このあたりの質は19歳とは思えぬものがあると言っていいだろう。
パスセンスも非凡で、ゴール前の駆け引きも光るなど「IQ」も高い。そして何より、19歳ながら堂々とした姿勢が光るなど強靭な「メンタル」の持ち主であることも忘れてはならない。「フィジカル」や得点力に関してはまだまだ伸ばしていく必要がありそうだが、やはり特別な才能を持った選手。ビジャレアルでの更なる活躍に期待したい。