【写真:Getty Images】
スペイン2部のレアル・サラゴサに所属するMF香川真司は、クラブとの間で退団に向けた交渉を開始したとみられている。スペイン紙『アス』や複数の地元メディアなどが29日に伝えた。
【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
昨年夏にサラゴサに加入し、1部復帰に向けた力となることを期待された香川だが、シーズンを通して十分なパフォーマンスは発揮できず。終盤戦にはようやく調子を上げてきたと評価されているが、サラゴサはプレーオフで敗れて昇格を逃す結果に終わった。
「昇格プレーオフの2試合では好プレーを見せたが、シーズンを通しての低調なパフォーマンスを覆すことはできなかった。期待を大きく下回るものだった」と『アス』は香川の2019/20シーズンを総括している。
来季も2部で戦う状況では、サラゴサにとっては高額な香川の年俸も大きな負担となる。そのため、2021年までもう1年残っている契約を解消することが双方にとって利益になるとして、退団への交渉が開始されたという。
香川には他国から多くのクラブが関心を示しているとみられ、地元紙『エル・ペリオディコ・デ・アラゴン』はトルコやカタール、MLS(メジャーリーグサッカー)からのオファーがあると伝えている。『スポルト・アラゴン』はサウジアラビアからのオファーもあるとしている。
スペインでプレーすることが夢であると言い続けてきた香川自身は、他クラブへ移籍してもスペインに残ることを望んでいるかもしれない。だが現時点では国内からのオファーはないとも地元紙は述べている。
【了】