【写真:Getty Images】
ブラジルの名門クラブであるクルゼイロの公式ウェブサイトに、バルセロナのFWリオネル・メッシの加入が決定したという記事が掲載されたが、同サイトがハッキングされた結果であることが明らかにされた。ブラジル『グローボエスポルチ』などが伝えている。
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メッシはバルセロナに対して退団の意志を伝えたとしてサッカー界に衝撃を引き起こし、去就に注目が集まる状況となった。移籍先の候補としてはマンチェスター・シティやパリ・サンジェルマン、インテルなど欧州の有力クラブが噂に上っている。
そういった状況の中、クルゼイロの公式サイトではメッシ加入の“発表”が現地時間28時午後に掲載された。「正式決定:メッシがクルゼイロの新たな補強に」というタイトルに、メッシの写真も添えられていた。
本人やクラブ会長のものだとされるコメントも掲載されるなど、手の込んだ内容だったようだ。メッシは移籍金無しでクルゼイロに加入し、4年間+延長オプション1年間の契約を交わしたとのことだった。
だが記事は間もなく削除され、クルゼイロは「ニュース編集画面への侵入があった」と事態を説明。原因についての調査を行うと表明するとともに、侵入によるデータ損失や流出などはなかったとも述べている。
クルゼイロは過去に2度のコパ・リベルタドーレス優勝や4度のカンピオナート・ブラジレイロ(ブラジル全国選手権)優勝などを誇る名門クラブ。だが2019年は全国選手権で低迷し、今季は初の2部降格を強いられている。
【了】