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アーセナル、予想スタメン全選手紹介。新シーズンの幕開け、リバプールに立ち向かう若き戦士たちとは【コミュニティー・シールド】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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ウィリアム・サリバ
【写真:Getty Images】

ウィリアム・サリバ(フランス/背番号4)
生年月日:2001年3月24日(19歳)
19/20リーグ戦成績:12試合出場/0得点0アシスト(サンテティエンヌ)


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 アーセナルは最終ラインに怪我人が相次いでいる。現在はシュコドラン・ムスタフィ、パブロ・マリ、カラム・チェンバースが離脱中だ。そんな中、大きな期待を寄せられているのがウィリアム・サリバ。新シーズンよりアーセナルに正式に加入したフランスの逸材である。

 身長192cm・体重83kgという恵まれた体躯を誇っており、その強靭なフィジカルを活かして対人戦を制す。読みの鋭さも特徴的で、力強さを兼ね備えながらもクリーンな守備を発揮できる選手だ。MKドンズとのプレシーズンマッチでは印象的なパフォーマンスを披露していたが、果たしてリバプールとの一戦でも力を示すことができるか。

ダビド・ルイス
【写真:Getty Images】

ダビド・ルイス(ブラジル代表/背番号23)
生年月日:1987年4月22日(33歳)
19/20リーグ戦成績:33試合出場/2得点1アシスト

 昨年夏、ライバルのチェルシーから電撃加入し、瞬く間に不動の存在となった。しかし、不用意な飛び出しや軽率なミスから失点を招いたり、リーグ戦では一発退場を2度も食らうなど安定感は発揮できず。アーセナル1年目は評価が大きく分かれるシーズンとなった。

 ただ、ワールドカップやチャンピオンズリーグという大舞台に立った経験値は、若手の多いアーセナルにとって不可欠なものとなっているのが事実。質の高いロングフィードを繰り出し、後方からゲームメイクする能力も今なお錆びついていない。新シーズンも最終ラインのリーダーとして君臨するはずだ。

キーラン・ティアニー
【写真:Getty Images】

キーラン・ティアニー(スコットランド代表/背番号3)
生年月日:1997年6月5日(23歳)
19/20リーグ戦成績:15試合出場/1得点1アシスト

 2500万ポンド(約32億円)という移籍金で昨年夏にセルティックから加わったレフティーだ。2019/20シーズン開幕当初、そして中盤戦は負傷に苦しんだが、復帰以降はコンスタントに出場。アーセナルにとって重要な戦力となった。ちなみに憧れの存在は元日本代表の中村俊輔である。

 サイドでのプレーをメインとしており、推進力あるドリブルと高質なクロスで攻撃にアクセントを加える。また、豊富な運動量を活かした積極的な守備にも定評がある選手で、SBやウイングバックのみならず3バックの一角としても質の高いプレーを発揮する。23歳と若いが、優れた能力の持ち主と言えるだろう。

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『フットボール批評issue29』


定価:本体1500円+税

≪書籍概要≫
なぜ、あえて今アーセナルなのか。
あるアーセナル狂の英国人が「今すぐにでも隣からモウリーニョを呼んで守備を整理しろ」と大真面目に叫ぶほど、クラブは低迷期を迎えているにもかかわらず、である。
そのヒントはそれこそ、今に凝縮されている。
感染症を抑えながら経済を回す。世界は今、そんな無理難題に挑んでいる。
同じくアーセナル、特にアルセーヌ・ベンゲル時代のアーセナルは、一部から「うぶすぎる」と揶揄されながら、内容と結果を執拗に追い求めてきた。
そういった意味ではベンゲルが作り上げたアーセナルと今の世界は大いにリンクする。
ベンゲルが落とし込んだ理想にしどろもどろする今のアーセナルは、大袈裟に言えば社会の鏡のような気がしてならない。
だからこそ今、皮肉でもなんでもなく、ベンゲルの亡霊に苛まれてみるのも悪くない。
そして、アーセナルの未来を託されたミケル・アルテタは、ベンゲルの亡霊より遥かに大きなアーセナル信仰に対峙しなければならない。
ジョゼップ・グアルディオラの薫陶を受けたアーセナルに所縁のあるバスク人は、それこそ世界的信仰を直視するのか、それとも無視するのか。

“新アーセナル様式”の今後を追う。

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