【写真:Getty Images】
アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの残留が決まった場合、バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長が辞任するようだ。27日にスペインメディア『TV3』が報じている。
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事の発端は、メッシがトランスファーリクエストをバルセロナに提示したことにある。2021年6月までバルセロナとの契約が残っているものの、現在の契約には一方的に契約を終了できる条項が含まれており、契約解除金7億ユーロ(約881億円)も無効で自由に移籍できるとメッシ側は考えている様子だ。
ただし、6月10日の締め切り期限を過ぎており、バルセロナ側は条項の効力は既に終了しているとの認識。クラブとメッシの間で法廷闘争に発展する可能性もある。大きな問題となっているが、ファンは全ての原因がバルトメウ会長にあると考え、カンプノウのクラブハウス前に集結し、バルトメウ会長に辞任を要求していた。
同メディアによると、退団意思を示した原因がバルトメウ会長にあるとメッシが公の場で発言すること、メッシがバルセロナに残留することの2つを条件に、バルトメウ会長が辞任を考えているという。ただ、バルトメウ会長の辞任はメッシを残留させる説得材料としては十分ではなく、必ずしも残留には繋がらないとの見方がある。果たして、メッシが退団を思いとどまる可能性はあるのだろうか。
【了】