【写真:Getty Images】
所属するバルセロナに退団の意志を伝えたとして大きな騒動を引き起こしているFWリオネル・メッシは、数日前にマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督に電話をかけ移籍の可能性について相談を行っていたという。スペイン『カタルーニャ・ラジオ』が伝えている。
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バルセロナがチャンピオンズリーグでバイエルン・ミュンヘンに屈辱的大敗を喫してシーズンを終えたあと、メッシはグアルディオラ監督に電話をし、クラブの状況について説明を行ったようだ。もしバルサを退団することになれば、シティへの移籍が可能であるかどうかを相談したとみられている。
グアルディオラ監督は2008年から2012年までバルサを率い、メッシらとともにクラブの黄金時代を築いた。メッシにバルサからの移籍の噂が浮上するたびに、“恩師”の率いるシティは移籍先候補となる可能性が取りざたされている。
実際にシティへの移籍に実現の見込みがあるかどうかは、バルサとメッシの契約に設定された契約解除金の扱いに大きく左右されることが考えられる。7億ユーロ(約881億円)の契約解除金を無効として退団できる条項の行使期限は過ぎたが、新型コロナウイルスの影響でシーズンが延長されたためまだ有効であるとメッシ側は主張しているようだ。
フリーでの退団を可能とする条項が有効ではなく、移籍金が必要となる場合、シティは今夏の補強資金として最大3億ユーロ(約377億円)を準備できるとも伝えられている。他にはインテルやパリ・サン=ジェルマンなどもメッシの移籍先の候補になり得るクラブとして名前が挙げられている。
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