ダニエウ・アウベスの後継者
DF:ヤン・コウト(ブラジル)
生年月日:2002年6月3日(18歳)
市場価格:360万ユーロ(約4.3億円)
19/20リーグ戦成績:0試合出場/0得点0アシスト(コリチーバ)
移籍先:コリチーバ→マンチェスター・シティ
移籍金:600万ユーロ(約7.2億円)
【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
2002年生まれのヤン・コウトはコリチーバの下部組織出身で、今年にトップチーム昇格を果たしたばかりの選手だ。ブラジル全国選手権などへの出場歴はもちろんなく、カンピオナート・パラナエンセ(パラナ州選手権)の2試合を経験したのみだった。
しかし、昨年行われたFIFA U-17ワールドカップでは母国の優勝に貢献するなど大活躍を果たし、世界中の注目を集めていた。そのパフォーマンスを高く評価したのか、今年3月、マンチェスター・シティがコウトを獲得したことを発表。移籍金は600万ユーロ(約7.2億円)となっており、契約期間は5年間となった。
身長は168cmとかなり小柄だが、ブラジル人らしい「テクニック」の高さが特徴的なサイドバックであり、アタッカー顔負けの「スピード」とドリブルセンスも兼ね備える。年代別ブラジル代表ではセットプレーのキッカーも務めたなど、キック精度の高さも武器と言っていいだろう。
コウトは「ダニエウ・アウベスの後継者」と称されている。その偉大な先輩はジョゼップ・グアルディオラ監督の下で世界的な選手へと成長を果たしたが、18歳のDFも名将の下でワールドクラスへの階段を上ることになるのだろうか。
【了】