【写真:ⒸJ.LEAGUE】
Jリーグとライブストリーミングサービス「DAZN」は25日に共同会見を開き、両者の間で新たな放映権契約を締結したことを発表した。
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JリーグとDAZNの間では、2017年から10年間で放映権料2100億円の放映権契約が2016年に交わされていた。新たな契約では期間を2年間延長して2028年までとした上で、放映権料は総額2239億円となる。これに加えて、双方が利益を分配するレベニューシェアのルールにも改定を加えたとのことだ。1年あたりの放映権料はやや減額となるが、期間の延長と放映権総額の増額はJリーグにとってプラスになると村井チェアマンは説明している。
今季は新型コロナウイルスの影響により長期間にわたって公式戦が中断され、Jリーグや各クラブ、またDAZNとしても困難な状況に直面した。だが今回の新たな契約により「クラブの均等配分金を維持できる。健全経営に立ち直っていくことができたと思う」と村井チェアマンは述べている。
「失われた、失われる可能性のあるこの2年間もJリーグがビジョンを実現し、世界のリーグに肩を並べられるような可能性を大きく秘めていると思う。スポーツを愛する全ての人々とともに、DAZNとともに、日本の豊かなスポーツ文化を育てていく」と村井チェアマンは語った。
DAZNのジェームズ・ラシュトンCEOは、「Jリーグは私たちにとってこれ以上ないパートナー」と関係の重要性を強調。新型コロナウイルスによる危機を経ても日本市場への期待は失われていないとして、「Jリーグの現在の価値は当然ながら、これからの価値や未来を信じている。今後もJリーグとともに発展することを期待している」と述べた。
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