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FIFA、代表チームへの派遣義務緩和を一時容認。欧州の各国代表は9月に試合予定

text by 編集部 photo by Getty Images

FIFA
【写真:Getty Images】

 国際サッカー連盟(FIFA)は現地時間24日、各クラブの代表チームへの派遣義務を一時緩和することを容認すると発表した。FIFAの公式サイトで伝えられている。

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 新型コロナウイルスの影響で各国のリーグが中断となったことにより、スケジュールが大きく変更。代表戦にも影響が出ている。欧州主要リーグでは、フランス・リーグアンは打ち切り。いち早く再開したドイツ・ブンデスリーガは6月27日に今季終了。スペイン・ラ・リーガは7月20日、イングランド・プレミアリーグは7月26日、イタリア・セリエAは8月3日に終了となった。

 今季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)もバイエルン・ミュンヘンの優勝で幕を閉じ、すでに2020/21シーズンが始まっているリーグもあり、欧州主要リーグも9月には始まる。通常とは異なる日程となることもあり、代表に呼ばれる選手のコンディションが懸念される。

 FIFAは新型コロナの感染拡大などを考慮し、9月の代表チームへの派遣義務を緩和することを決めた。FIFAの発表によると、派遣義務がなくなる条件として、所属元のクラブが属する国や試合が行われる国に少なくとも5日間の隔離義務がある場合。また、そのクラブが属する国と試合が行われる国に渡航規制がある場合と特例が認められていない場合であるという。

 すでにFIFAは、欧州を除く全ての大陸の代表戦については、8月末から9月8日に予定されていた代表ウィーク中の試合を来年1月24日から2月1日の間に延期すると発表している。

 欧州ではUEFAネーションズリーグが9月3日から予定されている。すでにアトレティコ・マドリードはスペインサッカー連盟や他の連盟に代表チームに選手を選出しないよう要請をしたと報じられている。

【了】

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