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【写真:Getty Images】
ヨシュア・キミッヒ(ドイツ代表/バイエルン・ミュンヘン)
生年月日:1995年2月8日(25歳)
今大会成績:10試合出場/2得点4アシスト
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グループリーグ初戦から全試合に出場し、バイエルンを屋台骨として支えた。本職のセントラルMFとしてプレーする機会も多かったが、バンジャマン・パヴァールの負傷にともなって右サイドバックに入った8月の再開以降のパフォーマンスは傑出していた。
もしパヴァールの代役をキミッヒが担えなければ、バイエルンの優勝はなかったかもしれない。豊富な運動量、的確なゲームメイク、高精度クロス、そしてリーダーシップもトップレベルであることを改めて証明する大会となった。
【写真:Getty Images】
ダヨ・ウパメカノ(U-21フランス代表/RBライプツィヒ)
生年月日:1998年10月27日(21歳)
今大会成績:8試合出場/0得点0アシスト
圧倒的なフィジカルで無敵の対人能力を誇るセンターバックは、ビルドアップ面でも大きな役割を果たしていた。RBライプツィヒにとって初めての準決勝進出を最終ラインから支え、飛躍的に評価を高めている。
驚くべきスピードで地上戦を制し、高さは空中戦で大きな武器に。ゴール前に陣取る守備者としての能力のみならず、厳しいプレッシャーを苦にせず縦パスやドリブルでボールを前進させることができるなど、ビルドアップ能力にも優れる。2018/19シーズンは怪我に泣かされたが、いまやユリアン・ナーゲルスマン監督率いるRBライプツィヒで最も欠かせない選手の1人だ。
【写真:Getty Images】
ダビド・アラバ(オーストリア代表/バイエルン・ミュンヘン)
生年月日:1992年6月24日(28歳)
今大会成績:8試合出場/0得点0アシスト
ハンジ・フリック政権下でセンターバックに定着し、さらなるポテンシャルを開花させた。もともと万能型で攻撃的なポジションにも対応できる選手だが、これまでの経験もセンターバックとしてのプレーに生かされている。
何より対戦相手の脅威となったのは、後方からの配球力だろう。サイドバックとして培ったドリブルでのボールの運び出し、前線の選手を活かすパス供給、時に攻め上がってのクロスなど、一般的なセンターバックの枠を大きく超えたプレーの数々がアクセントとなっていた。もちろん抜群のスピードとパワフルさはゴール前の守備でも鍵に。ニクラス・ジューレが長期離脱を強いられた最終ラインの救世主的存在だった。
【写真:Getty Images】
アルフォンソ・デイビス(カナダ代表/バイエルン・ミュンヘン)
生年月日:2000年11月2日(19歳)
今大会成績:8試合出場/0得点4アシスト
2019/20シーズンの欧州サッカー界における最大の発見の1つに違いない。爆発的なスピードで左サイドを制し、一躍ワールドクラスの仲間入りを果たした。直線一気のオーバーラップでゴール前に顔を出したと思えば、次の瞬間には自陣まで戻って相手のカウンターを処理するなど獅子奮迅の活躍でバイエルンの欧州制覇を支えた。
19歳とは思えない落ち着きもデイビスの魅力。プレーの波が少なく、大舞台にも動じない強靭なメンタルからはスーパースターの素質が感じられる。向かうところ敵なしだったバイエルンでレギュラーポジションを確保したことが、彼のポテンシャルの大きさの証明に他ならない。