目次
⚫️「リバプールの今夏補強第1号」コスタス・ツィミカス
⚫️「ブスケッツの再来と言われた男」ピエール=エミール・ホイビュルク
⚫️「闘志溢れるドイツ代表戦士」エムレ・ジャン
⚫️「アッズーリの未来を担うCB」ジャンルカ・マンチーニ
⚫️「スペインの若き才能」ペドリ
リバプールの今夏補強第1号
DF:コスタス・ツィミカス(ギリシャ代表)
生年月日:1996年5月12日(24歳)
市場価格:900万ユーロ(約10.8億円)
今季リーグ戦成績:20試合出場/0得点5アシスト(オリンピアコス)
移籍先:オリンピアコス→リバプール
移籍金:1300万ユーロ(約15.6億円)
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14歳でネアポリ・テッサロニキのユースチームに加入し、パンセライコス移籍を経て2014年にオリンピアコスの下部組織に入団。その翌年に19歳でトップチームデビューを果たしている。ギリシャ代表デビューは2018年のこと。UEFAネーションズリーグのハンガリー代表戦だったが、いきなりアシストをマークしている。
そんな24歳のレフティーを来季の新戦力として加えたのが、プレミアリーグ王者のリバプールだ。移籍金は1300万ユーロ(約15.6億円)ほどとされており、契約期間は5年間。背番号は「21」に決まった。ユルゲン・クロップ監督は「彼が我々のチームに加わったことにとてもハッピーだ」とコメントしている。
「スピード」を活かした縦への推進力と左足から繰り出す正確なクロスが武器であり、アンドリュー・ロバートソンと同じく攻撃にアクセントを加えることができる。ただサイドに張るだけでなく、内側にも果敢に仕掛けていける強心臓ぶりも魅力で、隙を突いてフィニッシュまで持ち込むことも少なくない。
プレミアリーグの強度にどこまで馴染めるかは未知数であるが、ロバートソンのバックアッパーを欲していたリバプールにとっては大きな補強になったと言えるだろう。クロップ監督の下での成長にも期待したい。