ヨーロッパリーグ（EL）決勝でセビージャに敗れたあと、退任を示唆するような発言を残したインテルのアントニオ・コンテ監督。もし退任することになれば、後任の有力候補はマッシミリアーノ・アッレグリ氏であるとも報じられている。

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　インテルは現地時間21日に行われたEL決勝でセビージャと対戦し、2-3の敗戦でタイトルを逃した。コンテ監督は試合後に、「私がいるとしてもいないとしても、これから未来のインテルの計画を立てていく」「インテルにとって最善の選択を下す必要がある」などと述べるとともに、クラブやサポーターへの感謝の言葉も口にし、すでに別れを決意しているような様子も感じさせた。

　伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、「（インテルとコンテが）別れることがもっとも可能性の高い結末」と退任が濃厚であることを予想。週明けにスティーブン・チャン会長との会談が行われ、そこで重要な決断が下されることになるとの見通しを伝えている。

　もしコンテ監督がインテルを去るのであれば、「後任候補は間違いなくマッシミリアーノ・アッレグリ」であるとも予想している。ミランやユベントスなどの元監督であるアッレグリ氏は、2018/19シーズン終了後にユーベの監督を退任して以来フリーとなっている。

　2014年夏にコンテ監督がユベントスから電撃退任した時、その後を引き継いだのがアッレグリ氏だった。インテルでも再び両者の間でバトンが引き継がれることになるのだろうか。

【了】