ギラヴァンツ北九州対東京ヴェルディ
ギラヴァンツ北九州対東京ヴェルディ
注目カード(明治安田生命J2リーグ)
ギラヴァンツ北九州対東京ヴェルディ 8月23日 19:00
注目選手
FW:ディサロ燦シルヴァーノ(北九州)
MF:藤田譲瑠チマ(東京V)
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昇格組のギラヴァンツ北九州が止まらない。前節は堅守が武器の大宮から4得点を奪って大勝を収め、7連勝に花を添えた。小林伸二監督率いるチームは首位・長崎を勝ち点差1ポイントで追いかける。
一方、東京ヴェルディも調子を上げてきた。前節は苦手としていた松本山雅FCに3-0で快勝した。終始ボールを支配して圧倒でき、試合内容もチームの自信になっているはずだ。キャプテンの藤本寛也のポルトガル移籍などもありながら、3連勝で波に乗る。
どちらも欧州の流行に則したモダンなフットボールを志向することもあって、小林監督と永井秀樹の指揮官対決にも注目したい。百戦錬磨の名将と次世代を担う新米監督、どちらに軍配があがるだろうか。
北九州の勝利に向けたキーマンは、エースストライカーへと成長を遂げたディサロ燦シルヴァーノ。直近7試合で7得点と大暴れを披露し、もちろん相手のマークも厳しくなってきているが、それでも結果を残し続けられれば彼ほど心強いストライカーはいない。得点王争いでも京都のピーター・ウタカに肉薄する今季9つ目の“レレゴール”に期待は高まる。
ヴェルディも前線の若手に勢いがある。日本体育大学から今季加入の大卒ルーキー、山下諒也が2試合連続で途中出場からゴールを挙げて連勝の立役者に。前節の松本戦ではアカデミー出身のルーキー、松橋優安もプロデビューを飾った。
彼らのような若いアタッカーが気持ちよくプレーするためにも、中盤の奮闘は欠かせない。勢いのある北九州の波状攻撃をいかに阻止できるか。そのカギは永井監督が手塩にかけて育て上げた愛弟子たちの躍動、もっと言えば松橋と同じくアカデミー出身のルーキー、藤田譲瑠チマが握っていそうだ。
好調同士のぶつかり合いに名勝負の予感がする。