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欧州各国クラブ、主要移籍まとめ(3)。久保建英を新たに支える中盤とは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

久保建英とともにプレー

フランシス・コクラン
フランシス・コクランの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

MF:フランシス・コクラン(フランス)
生年月日:1991年5月13日(29歳)
市場価格:1400万ユーロ(約16.8億円)
今季リーグ戦成績:26試合出場/0得点1アシスト(バレンシア)
移籍先:バレンシア→ビジャレアル
移籍金:650万ユーロ(約7.8億円)


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 アーセナルでプロデビューを果たし、プレミアリーグ通算105試合に出場した。そして、2018年にバレンシアへ加入。怪我などもあったが、スペインの地でも主力としてプレーしていた。そんなフランシス・コクランは、来季よりビジャレアルの一員となることが決定。移籍金は650万ユーロ(約7.8億円)ほどとされている。

 身長177cmとそこまで大柄なタイプではないが、非常にがっちりとした体格を誇っている。その「フィジカル」の強さを活かしたプレーが同選手の特徴で、ボールホルダーに対しかなり厳しくチェックして無力化する。運動量も豊富で、幅広いエリアに顔を出してピンチの芽を摘み取ってくれる頼もしい選手だ。

 守備的なMFであるため攻撃面での存在感はそこまで発揮しないが、「パス」の質は決して悪くない。ゴールに直結するようなエレガントなボールを出すタイプではないが、ボール奪取後の展開力でチームを助けることが多いのは事実だ。中盤のバランサーとして非常に優秀な選手と言える。

 ご存じの通り、来季ビジャレアルには久保建英も加入する。コクランは日本の若きレフティーとともに「イエローサブマリン」をより高みへ導くことができるか。

【了】

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