目次
⚫️「セリエA屈指のレジスタがバルセロナへ」ミラレム・ピャニッチ
⚫️「移籍金は最大100億円越え」ヴィクター・オシムヘン
⚫️「イングランドの逸材がドイツへ」ジュード・ベリンガム
⚫️「バルセロナ9人目のポルトガル人選手」フランシスコ・トリンコン
⚫️「シャビの後継者と言われたが…」アルトゥール
セリエA屈指のレジスタがバルセロナへ
MF:ミラレム・ピャニッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ代表)
生年月日:1990年4月2日(30歳)
市場価格:5200万ユーロ(約62.4億円)
今季リーグ戦成績:30試合出場/3得点8アシスト(ユベントス)
移籍先:ユベントス→バルセロナ
移籍金:6000万ユーロ(約72億円)
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ローマ、ユベントスと長くセリエAで活躍してきたが、30歳にして初のスペイン挑戦が決まった。新天地は現在揺れに揺れているバルセロナだ。移籍金6000万ユーロ(約72億円)に500万ユーロ(約6億円)のインセンティブが付帯しており、契約期間は4年。契約解除金は4億ユーロ(約480億円)に設定されたようだ。
もともと攻撃的なポジションでプレーしていたが、元ユベントス指揮官のマッシミリアーノ・アッレグリによって中盤底の位置にコンバート。文字通りチームの「核」となり、卓越した戦術眼と研ぎ澄まされた足元の技術を駆使して「セリエA屈指のレジスタ」と称されるまでに成長を果たした。
中盤底で動きを繰り返しながら、左右両足から放つ正確無比な「パス」でリズムを生み続ける。ベテランらしい落ち着きぶりも見事で、ボールコントロールにも長けるため軽率なミスを犯すことが少ない。「スピード」や「フィジカル」などに関しては凡庸だが、ボールの預け所として非常に安心できる選手と言えるだろう。
バルセロナではアンカーだけでなく、インサイドハーフとしての起用も十分に考えられる。果たしてスペインの地でもその実力を示すことができるか。