【写真:Getty Images】
スペイン1部のバルセロナは19日、トップチームの新監督にオランダのロナルド・クーマン氏が就任することが合意に達したと発表した。契約期間は2022年6月30日までの2年間となる。
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バルサは2019/20シーズンのリーガエスパニョーラで宿敵レアル・マドリードにタイトルを奪われたのに続いて、チャンピオンズリーグでは準々決勝のバイエルン・ミュンヘン戦に歴史的大敗を喫して無冠でシーズンを終えた。17日にはキケ・セティエン前監督の退任が発表されていた。
後任となるのはこれまでオランダ代表監督を務めていたクーマン氏であることが確実と報じられ、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長も就任を認める発言をしていたが、正式な形で発表が行われた。19日の現地時間18時に就任会見が開かれるとのことだ。
元オランダ代表である57歳のクーマン氏は、現役時代に1989年から1995年までバルセロナの主力選手として活躍。DFながらも驚異的な得点力を誇り、1992年にはチャンピオンズカップ決勝で決勝ゴールを挙げてバルサをクラブ初の欧州制覇に導いた。
指導者としては1998/99シーズンにバルサでルイス・ファン・ハール監督のアシスタントも務めた。その後はフィテッセ、アヤックス、ベンフィカ、PSV、バレンシア、AZ、フェイエノールト、サウサンプトン、エバートンと欧州4ヶ国で有力クラブの監督を歴任し、2018年からオランダ代表監督を務めていた。
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