【写真:Getty Images】
J1の北海道コンサドーレ札幌に所属していた日本代表FW鈴木武蔵は、ベルギー1部のベールスホットVAへ完全移籍することが決定した。札幌側に加えてベールスホット側からも18日に正式発表が行われている。
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ベールスホットは本拠地スタジアムで紫のユニフォームを身にまとう鈴木の姿とともに加入を発表。契約期間は3年間となり、さらに1年間の延長オプションが設定されるとのことだ。
鈴木は「過去1年半のJ1で最も飛躍した選手の一人」であるとベールスホットは紹介している。「走力に優れユーティリティー性の高いアタッカーをまた一人獲得できた。“ムサ”はピッチ内外で我々に合う選手だと確信している」とサンデル・ファン・プラートTM(テクニカルマネージャー)は語った。
さらに同TMは「彼の人間性にも彼の能力にも魅了された。ムサシは敏捷なFWであり、エリア内で非常に危険な存在となる。去年のJ1では最も活躍したストライカーの一人だった。チームの力をすぐに高めてくれる選手だ」とコメント。フランシス・フランケン会長も「スピードがあり、常に縦へのプレーで危険を生み出せる選手だ。我々のプレースタイルに合っており、すぐに適応できるだろう」と日本代表FWに期待を示している。
鈴木はクラブ公式ウェブサイトを通して、「新たなステップを踏み出すのに理想的なタイミングだった。プレースタイルや野心や伝統を理由にこのクラブを選んだ。最近の試合のビデオも観て、ファンやスタジアムの雰囲気にも強い印象を受けた」とコメントしている。
ベールスホットは今季からベルギー1部に昇格したクラブだが、ここまで2戦2勝で首位と好調。「ベールスホットの躍進と歴史の一部になりたい。より強力な、別のタイプのDFたちとも戦うことになるので、ここでさらに成長できると思う」と鈴木は新天地での戦いに思いを馳せている。
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