【写真:Getty Images】
J1の北海道コンサドーレ札幌は18日、同クラブに所属していた日本代表FW鈴木武蔵がベルギー1部のベールスホットVAへ完全移籍することが決定したとして発表を行った。
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鈴木は数日前にベールスホットへの移籍に向けた動きが報じられ、札幌は13日に公式声明で打診を受けたことを認めながらも「契約には至っておりません」と表明。だが同日に開かれた会見では三上GKが移籍交渉について「まとまっていく方向」だという見通しを示し、交渉のため渡欧したと報じられた鈴木は15日の川崎フロンターレ戦を欠場していた。
「若い頃から海外にチャレンジしたいという気持ちがありました。チャレンジした先でさらにステップアップできるように、海外に行ってさらに飛躍できるようにすることが僕の目標です」と鈴木は札幌公式ウェブサイトを通してコメント。札幌や過去の所属クラブ、関係者などへの感謝の思いを述べつつ、「すぐに帰って来ないように、向こうでさらに皆さんの耳に僕の活躍が入るように頑張ってきたいと思います」と意気込みを示している。
現在26歳の鈴木は2012年に入団したアルビレックス新潟でプロデビューし、その後水戸ホーリーホック、松本山雅FC、V・ファーレン長崎でもプレー。昨年加入した札幌ではJ1で自己最多の13得点と活躍し、3月に日本代表デビューも飾った。今季は負傷による離脱もあったが出場した公式戦5試合全てで得点し、計6ゴールを挙げていた。
ベールスホットは今季からベルギー1部に昇格したクラブ。開幕から2試合を終えた時点で2戦2勝を挙げ、得失点差で首位に立つ躍進を見せている。
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