マッチプレビュー
【写真:Getty Images】
インテルはCLで決勝トーナメントに進めず、コッパ・イタリアではナポリとの準決勝で敗退した。セリエAでも終盤に失速したユベントスを追撃したが、勝ち点差1で優勝を逃している。アントニオ・コンテ監督を招聘した今シーズンを無冠で終わるわけにはいかないはずだ。
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パウロ・フォンセカ監督をローマに引き抜かれたシャフタールは、ルイス・カストロ監督の下でウクライナリーグ4連覇を果たした。その原動力となったのは破壊力抜群の攻撃陣で、今季リーグ戦22試合で59得点をマーク。ELの決勝トーナメントでも5試合で14得点を奪っている。
ここまでの決勝ラウンド5試合を振り返ると、試合終盤に決勝ゴールが生まれている。ベンフィカとのラウンド32では1stレグで72分に勝ち越し、2ndレグでは2点差を後半に追いついた。ヴォルフスブルクとの1stレグでも73分に勝ち越し、2ndレグでは試合終了間際の5分間で3点を奪って勝利した。バーゼル戦でも終盤に2ゴールを奪って突き放している。
しかし、今季のセリエAで最少の36失点を記録しているインテルからゴールを奪うのは簡単ではないだろう。シャフタールとしては僅差のスコアで試合終盤に持ち込み、強力なアタッカー陣の得点力に賭けたいところだ。
インテルはこの2試合で2点ずつを挙げているが、そのうちの3点は前半の時間帯に記録した。シャフタールとは対照的に先行逃げ切りが勝ちパターンとなっている。サンチェスという交代カードを欠くことを考えても、前半のうちにリードを奪いたいところだ。
その2試合で2得点を挙げているルカクに対しては、ウクライナ代表のクリフツォフやジョージア代表のクホチョラバといった190cm近い屈強なDFたちが激しくマークしてくるだろう。ラウタロ・マルティネスはここ2試合ゴールがないが、ゴールに絡む活躍がインテルを勝利に導くだろう。
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