【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝の4試合が現地時間15日にまでに行われ、準決勝に進む4チームが決まった。スペイン、イングランド、イタリアの3ヶ国のチームがひとつも準決勝に残らないという、非常に珍しい4強の顔ぶれとなった。
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準決勝に進んだのはドイツの2チームとフランスの2チーム。バイエルン・ミュンへン、RBライプツィヒ、パリ・サンジェルマン(PSG)、リヨンの4チームが今季の欧州王者の座を争う。
過去に欧州制覇の経験があるチームはバイエルンのみであり、他のチームが優勝すれば初優勝となる。ライプツィヒはわずか2回目のCL出場で、初の決勝トーナメント進出から準決勝まで駆け上がってきた。PSGとリヨンにとってはそれぞれクラブ史上最高成績に並ぶ2回目の準決勝進出であり、フランス勢が準決勝に2チーム残ったのは初めてのことだ。
近年の欧州サッカー界をリードしてきたスペイン、イングランド、イタリアのチームがひとつも準決勝に残らないのは、1990/91シーズンのチャンピオンズカップ以来実に29年ぶり。1992年にCLが創設されてからの時代では初めての例となった。
1990/91シーズンの準決勝を戦ったのはバイエルンのほか、フランスのマルセイユ、旧ソ連のスパルタク・モスクワ(現ロシア)、旧ユーゴスラビアのレッドスター(現セルビア)という4チーム。決勝ではレッドスターがマルセイユをPK戦で下して優勝を飾った。
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