フセム・アワール
ポジション:CMF,AMF,LMF
所属:リヨン(フランス)
背番号:8番
生年月日:1998年6月30日(22歳)
身長/体重:175cm/70kg
利き足:右
19/20シーズンリーグ戦成績:25試合出場3得点3アシスト
市場価格:4950万ユーロ(約59.4億円)
<移籍情報>
16/17 リヨンU19→リヨン
●世界最高の中盤は誰だ! セントラルMF能力値ランキング・トップ20:20位
カリム・ベンゼマ、ウーゴ・ロリス、アレクサンドル・ラカゼットら多くの実力者を輩出してきたフランスの名門リヨン。そんな同クラブで現在、大きな注目を集めているのがMFフセム・アワールである。21歳の同選手は、名将ジョゼップ・グアルディオラジョゼップ・グアルディオラ監督をはじめ多くの人物から称賛を浴びる「生え抜きの天才」。バルセロナやリバプールといったクラブが熱視線を注いでいるなど、将来のビッグクラブ入りが確実視されている存在だ。
そんなアワールは、足元の「テクニック」が非常に優れた選手である。21歳とは思えぬ落ち着きぶりがあり、相手の激しいプレスを股抜きや細かなタッチを駆使して回避することを可能としている。難しいボールを落ち着かせる技術も抜群だ。また、隙を見た「ドリブル」突破も魅力的。「スピード」も一定以上のものが備わっているため、簡単にはボールを失わず、確実にゴール前まで運んでしまう恐ろしさがある。
そして、チャンスメークの上手さもピカイチだ。「ドリブル」で相手を引き付けて空いたスペースへボールを通す「パス」の安定感と視野の広さがあり、味方選手の効果的な動きを確実に活かすことができる。リヨンでは“司令塔”として攻撃の組み立てから崩しまで、あらゆる面においてタスクを果たしているなど、このあたりをストロングポイントとしているのは明らかだ。
アンドレス・イニエスタやシャビ・エルナンデスのプレーを参考にしているというアワール。今後の更なる成長次第では世界トップクラス入りも不可能ではないだろう。
【了】