【写真:Getty Images】
【マンチェスター・シティ 1-3 リヨン CL準々決勝】
チャンピオンズリーグ準々決勝のマンチェスター・シティ対リヨンが現地時間15日に行われた。試合は3-1でリヨンが勝利を収めた。
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優勝候補の一角であるシティと、ダークホース・リヨンの対戦。先発メンバーで意表を突いたのは、シティの方だった。
グアルディオラ監督は、19歳のエリク・ガルシアを先発で起用。本来の4バックではなく、リヨンに合わせた形の3バックで試合に臨む。これで地力の差を押しつけたいシティは、試合を優位に進めた。
しかし、リヨンは後方が揺るがず、シティに決定的なシーンをつくらせない。すると24分、カウンターが突き刺さる。自陣左からのフィードでトコ・エカンビが抜け出すと、DFと競ってこぼれたボールをコルネが押し込んだ。
1点ビハインドで折り返したシティは56分、すでに警告を受けていたフェルナンジーニョを下げてマフレズを投入。システムを4バックに戻す。
守りを固めるリヨンに苦しめられたシティだが、69分に同点弾。マフレズのパスを裏のスペースで受けたスターリングは、ペナルティーエリア左深い位置で切り返し。元シティのデナイヤーをかわすと、マイナスのパスにデ・ブルイネがダイレクトで合わせて1-1とした。
79分には、試合の行方を左右するプレーが起きる。リヨンが高い位置でボールを奪ってショートカウンター発動。アワールのパスを最前線のトコ・エカンビがスルーすると、その後ろから走り込んだデンベレが完全にフリーとなり、そのままゴールを決めた。トコ・エカンビの位置がオフサイドだったのではないか、デンベレにファウルがあったのではないかといった疑問を指摘する声もあるが、VARでゴールが認められ、リヨンが勝ち越しに成功する。
シティは86分、スターリングが決定機を迎えるも、無人のゴールに流し込むだけのシュートを外してしまう。
するとその直後、リヨンがトドメの一撃。デンベレがGKの弾いたこぼれ球を押し込んでリードを2点に広げた。
ユベントスを下してシティも破ったリヨンは、19日の準決勝でバイエルン・ミュンヘンと対戦する。
【得点者】
24分 0-1 コルネ(リヨン)
69分 1-1 デ・ブルイネ(マンチェスター・シティ)
79分 1-2 デンベレ(リヨン)
87分 1-3 デンベレ(リヨン)
【了】