明治安田生命J1リーグ第10節の試合が15日に行われ、川崎フロンターレがアウェイで北海道コンサドーレ札幌に6-1の勝利を飾った。この勝利により川崎Fは、J1リーグタイ記録となる同一シーズン中の9連勝を達成している。

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　川崎Fは2月に行われた開幕戦でサガン鳥栖と引き分けたあと、新型コロナウイルスの影響による中断を挟んで再開後は連戦連勝。9試合で得点29、失点7という圧倒的な戦いぶりで白星を重ねてきた。

　同一シーズン中の連勝としては、過去に鹿島アントラーズとガンバ大阪が達成していたJ1記録に並ぶものとなった。G大阪は1997年に当時の新記録となる9連勝を達成し、2018年にも9連勝。鹿島は2007年終盤に9連勝を挙げた。鹿島は翌2008年も開幕から5連勝を飾り、シーズンをまたいでの記録としては最多の14連勝という記録を保持している。

　また、川崎Fはここまで9勝1分けで勝ち点28を獲得しており、これは開幕から10試合を終えた時点での歴代最多記録。過去には2013年に大宮アルディージャが8勝2分けで勝ち点26を獲得していたのが最多だった。

　川崎Fの次節の試合は19日、ホームで行われるセレッソ大阪戦。同一シーズン中の10連勝というリーグ新記録が懸かる一戦となる。

【了】