フットボールチャンネル

ライプツィヒ対アトレティコ、予想スタメン&プレビュー。ヴェルナー抜きで最強の牙城を崩せるか?【欧州CL準々決勝】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

マッチプレビュー

0813LeipzigAthletico_getty
【写真:Getty Images】

 ユリアン・ナーゲルスマン監督就任1年目だった今季のライプツィヒは前半戦を首位で折り返したものの、後半戦は17試合で29ポイントをとるに留まった。バイエルン・ミュンヘンとボルシア・ドルトムントに抜かれ、昨季と同じ勝ち点66と3位という結果に終わっている。

【今シーズンの欧州CLはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】


 CLではベンフィカ、リヨン、ゼニトという力の拮抗するクラブが並ぶグループリーグを首位で突破した。クラブ史上初めて決勝トーナメントに進出したライプツィヒは、トッテナムとのラウンド16を連勝で制している。

 先述の通り相次ぐ負傷者に苦しんだシーズンとなったが、リーグ戦の中断を経てそのほとんどは復帰している。ただ、チームとして約1か月半、公式戦から遠ざかっている。コンディションの調整がこの試合のパフォーマンスを大きく左右すると言ってもいい。

 アトレティコにとっても、今季は簡単なシーズンではなかった。セビージャとのデッドヒートを制して、8シーズン連続で3位以内を確保したが、最終的に獲得した勝ち点70は、ディエゴ・シメオネ監督がシーズン途中に就任した56ポイントに次ぐ少なさだった。

 ディエゴ・ゴディンやファンフランといった長年活躍してきたベテランが抜けたが、固いディフェンスは健在だった。リーグ戦では優勝したレアル・マドリードの25失点に次ぐ27失点を記録している。

 CLではグループステージで2敗を喫したものの、レバークーゼン、ユベントスと同居する難しいグループを突破した。ラウンド16では昨季王者のリバプールと対戦。開始早々のセットプレーから奪った得点を守り抜き、1stレグに勝利したアトレティコは、2ndレグで延長戦を制して準々決勝進出を決めている。

 ライプツィヒは来季からチェルシーでプレーすることが決まっているエースのティモ・ヴェルナーがすでにチームを離脱。ユリアン・ナーゲルスマン監督はエース抜きで堅守を誇るアトレティコに挑まなければいけない。ライプツィヒがどのようなプランでこの試合を戦うのかに注目したい。

【了】

1 2 3

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!