【写真:Getty Images】
レアル・マドリードからレアル・ソシエダにレンタルされていたノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーは、レンタルを延長せずマドリーへ復帰することが濃厚になったとみられている。スペイン紙『マルカ』『アス』などが11日に伝えた。
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15歳でのプロデビューから“神童”として注目を浴び、マドリー加入後にオランダへのレンタルを経て力をつけてきたウーデゴー。2019/20シーズンはレンタルでソシエダに加入し、中心選手としての活躍でさらに大きく評価を高めた。
マドリーとソシエダとの間では、ウーデゴーのレンタル期間は2年間とする合意が交わされていたとみられている。ソシエダが来季ヨーロッパリーグの出場権を獲得したことや、現在のチームのスタイルに馴染んでいることなどから本人もレンタル延長を希望しているとみられ、もう1年ソシエダでプレーすることは確実だと報じられていた。
久保建英のビジャレアルへのレンタル決定と並んで、ウーデゴーのレンタル延長も、マドリーがチャンピオンズリーグ敗退でシーズンを終えたことで正式発表が秒読み段階に入ったかと思われた。だがマドリーは考えを変え、ウーデゴーをチームに呼び戻すことを決めたという。すでにソシエダにもその意向を伝えたとされている。
ジネディーヌ・ジダン監督はウーデゴーの力を高く評価しており、来季からマドリーで起用することをクラブに要請したようだ。久保も含めた他の若手選手らとともに将来のマドリーを担う存在として期待される天才MFは、予定を早めてマドリーでのプレーをスタートさせることになるのだろうか。
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