【写真:Getty Images】
レアル・マドリードが保有権を持つ日本代表MF久保建英は、同じスペイン1部のビジャレアルにレンタルされることが現地時間10日に正式発表された。来季ヨーロッパリーグ出場権も獲得している強豪クラブが新たな修業の場となる。
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昨季マジョルカへレンタルされた際には、カメルーン代表のレジェンドFWであるサミュエル・エトー氏などと同じ道をたどることも話題となった久保。一方、過去にマドリーからビジャレアルにレンタルされた選手としては、母国開催のロシアワールドカップでもロシア代表の中心として活躍したMFデニス・チェリシェフなどの前例がある。
マドリーの下部組織からトップチームに昇格したチェリシェフは、2013/14シーズンにセビージャにレンタルされたのに続いて、翌2014/15シーズンはビジャレアルにレンタル。公式戦40試合に出場して7得点10アシストを記録し、同選手にとってトップレベルで初めて本格的な活躍を見せたシーズンとなった。
翌年に復帰したマドリーでは十分な出場機会を得られず、チェリシェフはバレンシアへのレンタルを経て2016年夏にはビジャレアルへ完全移籍。2018年にはビジャレアルからのレンタルでバレンシアに再加入し、翌2019年から完全移籍している。
レンタルではないがマドリーからビジャレアルへ移籍した選手としては、元スペイン代表GKディエゴ・ロペス(後にマドリー復帰)などの例も。また、現在のビジャレアル在籍メンバーの中でマドリーでのプレーを経験した選手としてはベテランDFのラウール・アルビオルがおり、久保にとっては来季以降のマドリー復帰に向けて良い相談役となる可能性もあるかもしれない。
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