MF

【写真:Getty Images】
ビセンテ・イボーラ(スペイン/背番号10)
生年月日:1988年1月16日(32歳)
今季リーグ戦成績:34試合出場/1得点2アシスト
【今シーズンの久保建英はDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
レバンテで育ったビセンテ・イボーラは、セビージャの主力に成長した。17年夏に移籍したレスターでレギュラーの座を掴めなかったが、昨冬にビジャレアルに加入。背番号10を背負うイボーラは190cmの長身を活かしたフィジカルと確かな足下の技術を持ち、攻守に欠かせない存在となっている。
今季は中盤の底でアンドレ=フランク・ザンボ・アンギサと並んでプレーすることが多かった。しかし、アンギサはフラムからの期限付き移籍で、プレミアリーグ昇格を決めた保有元に復帰する可能性もある。その場合、アンカーからトップ下まで中央のポジションをこなせるイボーラの重要度はさらに高くなるだろう。

【写真:Getty Images】
マヌ・トリゲロス(スペイン/背番号14)
生年月日:1991年10月17日(28歳)
今季リーグ戦成績:29試合出場/2得点4アシスト
マヌ・トリゲロスはビジャレアルのカンテラ出身で、一時はアンドレス・イニエスタの後継者と呼ばれたこともある。手術を受けた昨季は思うようなパフォーマンスを見せられなかったが、高いパスセンスや広い視野は折り紙付き。ボランチやインサイドハーフでプレーするトリゲロスは4アシストをマークしている。
今季はカソルラが10得点9アシストと全盛期を思わせる大活躍を見せたが、来季はシャビ・エルナンデスが監督を務めるアル・サッドでプレーすることが決まった。カソルラの抜けたトップ下のポジションは久保とトリゲロスが争うことになるかもしれない。

【写真:Getty Images】
サムエル・チュクウェゼ(ナイジェリア代表/背番号11)
生年月日:1999年5月22日(21歳)
今季リーグ戦成績:37試合出場/3得点2アシスト
アーセナルをはじめ、数多くのクラブから注目を浴びている21歳の若きアタッカー。アフリカ人らしい身体能力の高さが特徴的な選手で、とくにスピードに関しては世界トップクラスのものが備わっている。それに加え技術力も申し分なく、鋭いドリブルや効果的なパスで違いを創出。そのプレースタイルから「ナイジェリアのロッベン」とも称されている。
そんなナイジェリアが生んだ逸材は、ビジャレアルで右サイドのファーストチョイスとして躍動している。そのため、今夏加入が決まった久保とポジションを争うことになりそうだ。確かな成長を見せる快速アタッカーからポジションを奪うのは容易ではないが、果たしてその牙城を崩すことができるのか。熾烈を極めそうな定位置争いから目が離せない。

【写真:Getty Images】
モイ・ゴメス(スペイン/背番号23)
生年月日:1994年6月23日(26歳)
今季リーグ戦成績:37試合出場/5得点4アシスト
ビジャレアルのカンテラ出身選手で、2011年に17歳という若さでトップチームデビューを果たしている。その後はヘタフェやスポルティング・ヒホン、ウエスカでプレーしていたが、昨夏に古巣へ復帰。その際には「僕はここに戻ってくることが夢だった」、「ビジャレアルは僕の人生のクラブ。すべてを与えてくれた」と話すなど、チームへの愛を強調していた。
緩急を巧みに使い分けたドリブルを得意としており、長短を織り交ぜたパスで攻撃のグレードを高めることもできる。また、左右両サイドだけでなく中央でのプレーも可能と、チームのスタイルに応じて柔軟に対応できる点も非常に魅力的だ。2019/20シーズンはリーグ戦5得点4アシストという成績だったが、果たして新シーズンはどこまで結果を残せるだろうか。