【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドが獲得に向けた交渉を行っていることが報じられていたボルシア・ドルトムントのイングランド代表FWジェイドン・サンチョだが、移籍の合意には達せずドルトムントに残留する可能性が高くなったとみられている。英『BBC』など複数メディアが伝えた。
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マンチェスター・シティ下部組織出身のサンチョは2017年に加入したドルトムントで大きく飛躍し、2019/20シーズンには公式戦44試合に出場して20得点20アシストを記録するなど大暴れ。多くのビッグクラブが獲得に関心を示していると噂され、特にユナイテッドが熱心に交渉を行っていることが報じられてきた。
だがドルトムント側は1億2000万ユーロ(約150億円)という高額の移籍金要求額の引き下げに応じず、ユナイテッド側はその金額を支払うのは現実的ではないと考えたようだ。合意には達しないまま、ドルトムントが交渉成立の期限に設定していると言われていた8月10日のタイムリミットを迎えた。
今夏の移籍市場は10月初旬まで開いているが、ドルトムントが10日を合意の期限としていたのは、新シーズンに向けたトレーニングキャンプが開始されるため。実際に10日にはキャンプ参加メンバーが発表され、サンチョもその中に名を連ねた。チームの一員としてキャンプ地のスイスへ向かう空港での姿も動画に捉えられており、このままドルトムントに残ることはほぼ確実になったとみられている。
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