チェルシーに所属していたブラジル代表MFウィリアンは、今夏限りで同クラブを退団することを正式に表明した。9日に自身の公式SNSでメッセージを投稿している。

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　ウィリアンはチェルシーとの契約が今年夏で満了。新型コロナウイルスの影響により延長されたシーズンの終了までは契約を延長したが、来季以降の契約に向けた交渉は難航していることが報じられていた。

　ウィリアンが3年契約を希望しているのに対してチェルシーは2年契約を提示。契約期間の希望の差は最後まで埋まらなかったようだ。ウィリアンは正式に退団を表明するとともに、7年間を過ごしたチェルシーへの感謝の思いを綴っている。

　現在32歳のウィリアンはウクライナのシャフタール・ドネツク、ロシアのアンジ・マハチカラでプレーしたあと2013年夏にチェルシーに加入。7年間で公式戦通算339試合に出場して63得点を記録し、2度のプレミアリーグ優勝など合計5つのタイトル獲得に貢献してきた。2019/20シーズンは背番号「10」を背負い、プレミアリーグでは自己最多の9得点を挙げた。

　今後は同じロンドンのライバルクラブであるアーセナルへの移籍が濃厚だと報じられている。アーセナルはウィリアンの希望する3年契約を提示しているという。

【了】