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マンU対コペンハーゲン、予想スタメン&プレビュー。21歳のデンマーク人FWに要注意!【EL準々決勝】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

マッチプレビュー

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【写真:Getty Images】

 ELは準々決勝よりドイツでの中立地開催となる。ユナイテッドが有利であることは間違いないが、一発勝負は国内カップ戦のようにジャイアントキリングも起きやすくなるかもしれない。

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 コペンハーゲンが勝つためには、少ないチャンスをものにする決定力が不可欠になる。しかし、リーグ戦18試合で9得点を挙げたピエロス・ソティリウは2月にカザフスタンに移籍。セルティックとの2試合で2得点を決めたダメ・エンドイェはリーグ戦終了とともにチームを離れている。

 バシャクシェヒル戦で2得点1アシストと活躍したウィンドには期待がかかる。今季は膝の故障で前半戦の多くを欠場したが、後半戦は主力として活躍。190cmの体格を活かしたポストプレーや空中戦の強さは魅力で、ラストパスの精度も高い。近い将来ビッグクラブに移籍するかもしれない逸材で、ユナイテッドは警戒しなければいけない。

 エンドイェに代わって1トップでの起用が予想されるのは18歳のモハメド・ダラミーや19歳のミッケル・カウフマンといった将来有望な選手たち。いずれにしても若い選手たちの活躍が必要になりそうだ。

 ユナイテッドはシーズン終盤以降、メンバーをほぼ固定して戦っている。4-2-3-1の前線4人の破壊力を活かし、シンプルなカウンターや中央でのダイレクトプレーで多くのゴールを奪ってきた。

 ただ、この試合で注目したいのは両サイドバック。アーロン・ワン=ビサカとブランドン・ウィリアムズはゴールやアシストが多い選手ではない。しかし、守備を固めた相手に対しては、彼らのプレーが攻撃面では重要になる。対人守備や運動量に特徴を持つ2人だが、この試合ではフィニッシュにかかわるプレーを期待したい。

 コペンハーゲンは接戦のまま終盤に持ち込みたいところだ。反対にユナイテッドは、そのような局面でどういった交代カードを切ってくるだろうか。ジェシー・リンガードは公式戦直近2試合連続ゴール中で、ファン・マタはLASK戦で2アシストをマーク。オレ・グンナー・スールシャール監督は選手交代で流れを変える能力に長けた監督ではないだけに、どういった選手起用を見せるのかが勝負を分けるかもしれない。

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【了】

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