【写真:Getty Images】
久保建英が来季を過ごすチームが、いよいよ決定することになるかもしれない。スペイン紙『アス』は、レアル・マドリードからビジャレアルへのレンタルが合意に達し、今日か明日にも発表される見通しだと伝えた。
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2019/20シーズンのマジョルカで高い評価を受けたが、外国人枠の都合によりマドリーでプレーすることは難しく、再び他クラブにレンタルされると見込まれる久保。スペイン内外から多くのクラブが獲得に関心を示しているとして、現地メディアでもその去就に大きな注目が集まっている。
これまでにセビージャやオサスナなどがレンタル先の“最有力候補”だと言われながらも消えていったが、最後に急浮上してきたのはビジャレアル。『アス』紙は5日に「久保、ビジャレアルにレンタル」と決定事項のように大きく報じ、両クラブと久保本人の三者の間で「全面的合意」に達したと述べている。
移籍の形は買い取りオプション無しでの1年間のレンタルとなる見通し。ビジャレアルは久保の年俸負担に加えてレンタル料を支払い、総額で500万ユーロ(約6億3000万円)前後の出費になるとみられる。交渉に近い筋からの情報だとして、「発表は今日か明日にも行われるかもしれない」と伝えられている。
買い取りオプションを設定しないことは、マドリーにとって絶対的な条件だったとされている。来季中にブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールがスペイン国籍を取得できるという見通しに基づき、マドリーは2021/22シーズンには「久保に外国人枠を用意する」ことを計画しているという。
2019/20シーズンのラ・リーガを5位で終えたビジャレアルは、来季のヨーロッパリーグ出場権を獲得。指揮官にはセビージャやパリ・サンジェルマン、アーセナルなどの元監督であるウナイ・エメリ氏の新監督就任が先月発表されている。久保の新天地はこのクラブに決定することになるのだろうか。
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