【写真:Getty Images】
新型コロナウイルスの影響により5ヶ月近くにわたって中断されていたヨーロッパリーグ(EL)は、現地時間5日に待望の再開を迎える。フランクフルトに所属する日本代表FW鎌田大地には、大会得点王獲得のチャンスもあるかもしれない。
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今季のブンデスリーガでは好プレーを見せながらもなかなか得点には恵まれなかった鎌田だが、ELではゴールを量産。今大会ここまで6得点を挙げ、得点ランキングの首位に並んでいる。
グループリーグ第5節の試合ではイングランドの強豪アーセナルから2得点を挙げ、2-1の勝利の立役者となった。アーセナルは敗戦後にウナイ・エメリ前監督の解任に踏み切り、監督交代を望んでいたアーセナルファンから鎌田は「救世主」とも呼ばれた。
続いてグループ最終節のギマランイス戦でも1得点を記録。さらに決勝トーナメント1回戦1stレグではザルツブルクを相手にハットトリックを達成し、フランクフルトのラウンド突破の大きな原動力となった。
ベスト16にあたる決勝トーナメント2回戦では、フランクフルトは3月に行われたホームでの1stレグでバーゼルに0-3の手痛い敗戦。6日に行われるアウェイゲームで厳しい状況からの逆転を目指す。鎌田のさらなるゴールが奇跡の逆転劇を生むことになれば、混戦の得点王争いを制することも現実味を帯びてくるかもしれない。
ELの大会公式ツイッターアカウントでは、3日に今大会で鎌田が挙げた全6得点の動画を投稿。「フランクフルトのダイチ・カマダからさらなるゴールは生まれるか?」と、再開に向けた注目選手としてスポットライトを当てている。