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久保建英、移籍の可能性をラ・リーガ全クラブで考察(4)。セビージャ移籍が実現していれば…、獲得を躊躇させるレアルの条件は?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ヘタフェ

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【写真:Getty Images】

リーグ戦:8位(勝ち点54、14勝12敗12分)
スペイン国王杯:2回戦敗退
監督:ホセ・ボルダラス(5年目)
同ポジションの選手:オゲネカロ・エテボ


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 UEFAヨーロッパリーグ(EL)との二足の草鞋を履いた今シーズンはスロースタートとなったが、一時は3位に入る躍進を見せた。最終的には8位に終わり、EL出場権獲得はならなかったが、ELではアヤックスを破りベスト16に入っている。

 昨季よりは順位を落としたとはいえ、財政規模を考えれば上々の結果だったと言えるだろう。就任4年目だったホセ・ボルダラス監督はヘタフェを1部昇格に導き、上位争いをするチームに育て上げている。

 4-4-2の布陣で戦うヘタフェは、右サイドハーフを固定することができなかった。左はマルク・ククレジャが不動の存在だったが、右はジェイソン、アラン・ニョムらが起用されている。冬にはオゲネカロ・エテボが加入したが、終盤は負傷で欠場した。右サイドはヘタフェの補強ポイントとも合致する。

 しかし、ヘタフェは高いインテンシティと90分のハードワークが特徴のチーム。前線の選手は敵陣からプレッシャーをかけ、カウンターから手数をかけずにフィニッシュに持ち込むプレーが求められる。久保が3月に対戦した際はフィジカル勝負に持ち込まれ、存在感を消していた。ヘタフェのサッカーに久保がフィットする姿を想像するのは難しいだろう。

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