【写真:Getty Images】
フランス1部のマルセイユに所属する日本代表DF酒井宏樹は、来季もマルセイユに残留してプレーすることを希望しているという。仏紙『ル・プロヴァンス』が報じたとして複数メディアが伝えている。
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2016年に加入したフランスの名門クラブでレギュラーとしてプレーし、ファンやメディアからも高い評価を受けていた酒井。だが2019/20シーズンは低調なパフォーマンスが続き、新型コロナウイルスの影響でリーグ戦が打ち切りとなる前の時期には出場機会も減少しつつあった。
マルセイユとの契約はあと2年間残されているが、今夏にオファーがあれば他クラブへ移籍することをクラブに志願し、クラブ側も了承したとの報道もあった。だが状況は再び変化しているのかもしれない。酒井にマルセイユを離れる意思はないと地元紙は伝えた。
7月31日に行われたバイエルン・ミュンヘンとの練習試合にも交代出場だったことが示すように、右サイドバックとしての序列では酒井はブナ・サールに遅れを取る状況になったとみられている。だが両サイドでプレーできるユーティリティー性がアピールポイントになる可能性もあると評価されており、左サイドバックのポジションをジョルダン・アマヴィと争う方が出場機会を得られるチャンスがあるとの見方も伝えられている。
マルセイユは3月で打ち切られた昨季リーグアンを2位で終え、7年ぶりとなるチャンピオンズリーグの出場権も獲得している。酒井が残留すれば自身初となるクラブ最高峰の舞台に立つこともできるかもしれない。
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