【写真:Getty Images】
来季の新たなレンタル先として、スペイン内外の多くのクラブからの関心が噂されているレアル・マドリードの日本代表MF久保建英。だがこれまでにスペインなどのメディアで名前を挙げられてきたクラブのうち、いくつかのクラブについてはすでに移籍の可能性がほぼ消滅したという。
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マジョルカでのプレーで高い評価を受けた久保だが、外国人枠の制約によりマドリーでプレーすることは来季も難しいと予想されている。再び他クラブにレンタルされることが見込まれるが、マドリー専門メディア『デフェンサ・セントラル』がクラブに近い筋からの情報として伝えたところによれば、アヤックス、パリ・サンジェルマン(PSG)、グラナダ、セルタ、ベティスの5クラブは移籍先候補から「事実上除外された」とされている。
アヤックスとPSGはそれぞれオランダとフランスのトップクラブだが、久保本人はスペインでプレーすることを望んでいるようだ。「2つとも良いオファーではあるが、マドリーは受諾が不可能であることを明確にしている」と述べられている。
グラナダはテネリフェからMFルイス・ミジャを、セルタはフェイエノールトからMFレナト・タピアをそれぞれ獲得したことで、中盤のポジションは埋まったとされている。120万ユーロ(約1億5000万円)だとされる久保の年俸を負担することも、両クラブにとっては大きな障害となることが見込まれている。
ベティスについては、アントニオ・コルドンSD(スポーツディレクター)が先日久保の獲得の可能性を否定。「そのポジションには3人の選手がいる。今のメンバーに非常に満足している」と同SDはコメントしていた。
スペイン紙『アス』では、セビージャも久保の移籍先候補から事実上除外されたと先日報じられていた。他にはオサスナやレアル・ソシエダなどが噂となっているが、久保は欧州での2年目をどこでプレーすることになるのだろうか。
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