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久保建英、移籍の可能性をラ・リーガ全クラブで考察(2)。有力な2クラブの陣容、ノルウェーの至宝ウーデゴーとの共演は?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

オサスナ

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【写真:Getty Images】

リーグ戦:10位(勝ち点52、13勝12敗13分)
スペイン国王杯:ラウンド16敗退
監督:ジャゴバ・アラサテ(3年目)
同ポジションの選手:ロベルト・トーレス


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 昨シーズンの2部王者オサスナは、10位でシーズンを終えた。就任2年目のジャコバ・アラサテ監督の下、しぶとい戦いで勝ち点を重ねていった。後半戦はチームトップの9得点を挙げていたエセキエル・アビラを左足前十字靭帯断裂の大怪我で欠いたが、残留というミッションを果たしている。

 右サイドハーフのロベルト・トーレスは、アビラとともに攻撃の中心だった。生え抜きの31歳は7得点8アシストの活躍を見せ、37節のバルセロナ戦では途中出場から決勝点を決めて勝利の立役者となった。久保にとっては強力なライバルになるが、トーレスは2列目であれば左右問わずにプレーできるので、共存することも可能だろう。

 財政規模でラ・リーガの中で下位のオサスナは、期限付き移籍での補強を狙っている。久保もその中の1人で、アラサテ監督も乗り気だという。

 さらに、今季、ワトフォードからマジョルカに期限付き移籍していたクチョ・エルナンデスにも興味を示しているという。クチョは前半戦の大半を負傷で欠場したが、後半戦は久保とともに主力としてプレーし、5得点を挙げる活躍を見せた。100周年を迎えるオサスナでクチョと久保のコンビが再結成されるかもしれない。

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