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久保建英、移籍の可能性をラ・リーガ全クラブで考察(2)。有力な2クラブの陣容、ノルウェーの至宝ウーデゴーとの共演は?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

レアル・ソシエダ

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【写真:Getty Images】

リーグ戦:6位(勝ち点56、16勝14敗8分)
スペイン国王杯:決勝進出
※決勝は無期限延期が決定
監督:イマノル・アルグアシル(3年目)
同ポジションの選手:ポルトゥ、マルティン・ウーデゴー


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 レアル・ソシエダは今季のラ・リーガを最もにぎわせたクラブの1つだった。リーグ戦を6位でフィニッシュしたが、一時はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位につけていた。リーグ再開後に失速したが、UEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権を確保している。

 躍進の象徴は若い選手の躍動だった。10得点11アシストのミケル・オジャルサバルを筆頭に、20歳のアレクサンダー・イサクは公式戦16得点をマーク。レアル・マドリードから貸し出されたマルティン・ウーデゴーは攻撃陣を牽引する活躍を見せた。

 ソシエダは久保の獲得に興味を示しているようだが、チームメイトがそれを阻むことになりそうだ。ウーデゴーは来季もソシエダでプレーすることが濃厚。久保を右サイドに置いて共存することもできるが、トップ下でウーデゴーと久保が出場機会を食い合う可能性もある。それはレアルが望まないだろう。

 レアルは今季から、貸し出した選手がレアル戦に出場することを認めている。保有する2人がソシエダで共演し、レアルに戦いを挑む。そのシチュエーションをレアルが認めるだろうか。実現する可能性が高いとは言えないだろう。

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