【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAのサンプドリアでシーズンを終えた日本代表DF吉田麻也は、イタリアでの経験や今後の契約延長の見通しを語った。クラブ公式YouTubeチャンネルが1日にインタビューを伝えている。
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吉田は現地時間1日に行われたセリエA最終節のブレシア戦にも先発でフル出場。1月末にサウサンプトンから加入し、1試合に出場したあと新型コロナウイルスの影響でシーズンが中断されたが、再開後は不動のレギュラーポジションを確保した。交代出場1回を除き、再開後の13試合中12試合にフル出場している。
サンプドリアは最後の4試合で勝ち点1のみと調子が上がらずにシーズンを終えたが、「(セリエAに)残留できたことはすごく嬉しく思っている。全員にとってすごく難しい時期だったが、しっかり戦えたと思う。来年もセリエAに残れることはすごく嬉しい」と吉田は満足する様子を見せた。
「全てが自分にとって新しい経験だった。イングランドで7年間を過ごして、何もかもが新しいことだったが、全ての経験が気に入った」と吉田はイタリアでの半年を振り返っている。
サンプドリアとの契約は一旦満了となるが、「今後のことは何も分からない」と吉田。「唯一言えるのは、もう1年残るのが可能だということ。だがクラブにとっても僕にとっても長期契約の方がいいので、これからクラブと話をする」と続けた。現地メディアで報じられていた通り、オプションにより1年間の契約延長は可能だが、クラブとの間で複数年契約の交渉も行うようだ。
動画として公開された部分だけでも約2分半のインタビューに、吉田は全てイタリア語で対応。多少言葉に詰まる部分はあっても十分に通じるイタリア語を披露した。「加入時からシーズン最後にイタリア語でインタビュー受けることを目標に勉強してきました」と吉田は自身の公式SNSでコメントし、イタリアで8年間プレーした長友佑都も「吉田くん半年でこれは凄いよ。今後から吉田先生と呼ばせて頂きますね。笑」と絶賛している。
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