【写真:Getty Images】
久保建英の来季のレンタル先として最有力候補に浮上してきたとも報じられているオサスナ。地元紙『ディアリオ・デ・ナバーラ』は1日付記事で、久保の獲得はオサスナにとって「夢」であるとして、同クラブの抱く強い思いを伝えている。
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レアル・マドリードが所有する久保はマジョルカで1年間を過ごし、チームが2部降格に終わる中でも高い評価を受けた。だが外国人枠の都合により来季のマドリーでプレーするのは難しく、再び他クラブにレンタルされる可能性が高いとみられている。
スペイン国内や欧州他国から、久保のレンタル先としては数多くのクラブが手を上げているようだ。その中から一時はセビージャが移籍先として有力視されていたが、ここ数日ではオサスナが“ポールポジション”に浮上してきたと言われている。
2019/20シーズンのリーガエスパニョーラを10位で終えたオサスナは、来季の欧州の大会の出場権を獲得しておらず、その点ではマドリーが久保の移籍先に求めていると言われてきた条件に合致しない。だが一方でマドリーは、久保が出場機会を得られるチームであることも重視しており、その点ではリーガ上位の強豪クラブよりもオサスナが優位だとも考えられているようだ。
地元紙はクラブ関係者によるものだというコメントとともに、久保の獲得に向けた交渉を開始したオサスナが本人から「非常に良い反応を得ている」とも伝えている。引く手数多の久保は「どこにでも行きたいところに行ける」状況であり、移籍先の決定に向けては「本人の意思が重要」だと関係者はコメントしている。
クラブ創立100周年の重要なシーズンを迎えるオサスナは、その目玉となるスター選手として久保の獲得を熱望しているとのこと。「今年は非常に重要であり、久保を連れてくることができれば素晴らしい仕上げになる。大ニュースだ。歴史に残る」とクラブ関係者のコメントが伝えられている。
『ディアリオ・デ・ナバーラ』紙は、オサスナがコロンビア代表FWクチョ・エルナンデスの獲得に向けた交渉を行っていることも伝えている。ワトフォードが保有権を持つクチョは久保と同じくレンタルの形で今季マジョルカに在籍。久保と息の合ったプレーを見せ、そのホットラインは一部メディアで“KuCuコンビ”と名付けられたこともあった。
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