マヌエル・ルイ・コスタ
MF:マヌエル・ルイ・コスタ(フィオレンティーナ/ポルトガル代表)
1972年3月29日生(当時27歳)
98/99シーズン リーグ戦成績:31試合10得点2アシスト
ポルトガル代表通算94試合26得点
ボルトガル代表での主な出場大会:91年FIFAワールドユース選手権(優勝)、UEFA EURO’96、UEFA EURO2000、02年FIFAワールドカップ日韓大会、UEFA EURO2004
世界トップクラスの選手を擁したポルトガル黄金世代の面々の中でも、最も愛されたのがマヌエル・ルイ・コスタだ。長髪をなびかせた抜群のルックスにピッチを自らの舞台に変える圧巻のテクニック、そして息をのむほどの美しいパスは世界中のサッカーファンを釘付けにした。
ルイス・フィーゴと共に91年のワールドユースを制すると、94年にはセリエAのフィオレンティーナへ移籍。アルゼンチン代表のレジェンドであるガブリエル・バティストゥータとのコンビはサッカー史でも屈指の人気を誇っている。
ルイ・コスタの能力値で最高の評価となったのは「テクニック」の95。“マエストロ”の愛称が付くように、自らの意のままにオーケストラを指揮する指揮者のごとくチームの攻撃を統率した。
さらに「パス」の能力も92と世界最高クラスの評価となった。トップ下の位置から広い視野と抜群の精度で味方のチャンスを演出し、特に当時世界最高峰のストライカーと謳われたバティストゥータとのコンビネーションで
数多くのゴールを生み出した。
さらに、ルイ・コスタの人気の理由は「メンタル」にもある。01年から所属したACミランでは、自らの世界トップクラスの選手でありながら、より若く才能に溢れるブラジル代表MFカカーの加入によって出場機会が制限されながらも不満を漏らすことなく、むしろカカーの良きアドバイザーとしてその成長を手助けしたという。
プレーだけでなく人格面でも世界中のファンの心をつかんだルイ・コスタは、90年代の真のレジェンドとして語り継がれるだろう。
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