【写真:Getty Images】
ポルトガルの名門ポルトに今季加入したが、様々な意味で厳しいシーズンとなってしまった中島翔哉。ポルトガルメディア『zerozero.pt』では、2019/20シーズンに期待に応えられなかった「失望の10人」のひとりとして中島も選んでいる。
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中島はポルトガルのポルティモネンセで活躍して評価を高めたあと、カタールでの半年間を経て昨夏にポルトに移籍。公式戦28試合に出場して1得点3アシストを記録していたが、新型コロナウイルスによる中断を経て再開されたチームの練習に合流することを拒否し、リーグ戦再開後も復帰を果たさないままシーズンを終えることになった。
『zerozero』では、「このリストに入れないわけにはいかない」として失望選手の最初の一人目に中島を選出。保有権50%の獲得に対して1250万ユーロ(約15億4000万円)という大きな投資が行われたことや、ポルティモネンセで見せていた活躍により、期待は大きかったと振り返っている。
だが中島は「不動の存在になることはできず、セルジオ・コンセイソン(監督)に先発起用されたのは短い期間のみ」とその期待に応えられず。さらに、シーズン再開後にチームから外れた状態が続いたことも当然ながら失望の理由に挙げられている。
「監督との関係が最高ではないことも考えれば退団も十分にあり得るシナリオ」と、夏の移籍市場で中島がポルトを去ることになる可能性も予想されている。
中島以外では、2017年から2018年まで横浜F・マリノスでプレーしたポルトガル人FWウーゴ・ヴィエイラも期待外れだった選手の一人に選ばれている。古巣であるジル・ヴィセンテに1月に復帰したが、リーグ戦11試合に出場して1得点のみに終わった。
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