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19/20ラ・リーガワーストイレブン。韓国の英雄にレアルのお騒がせFW…失望ばかりを残した選手たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF

デニス・スアレス
【写真:Getty Images】

デニス・スアレス(スペイン代表/セルタ)
生年月日:1994年1月6日(26歳)
市場価格:950万ユーロ(約11億4000万円)
今季リーグ戦成績:26試合出場/1得点5アシスト


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 17歳でマンチェスター・シティの下部組織へ移籍して以来、8年ぶりの古巣復帰ということもあって期待は大きかった。セルタがバルセロナに支払った移籍金1300万ユーロ(約16億円)も決して安い金額ではない。

 ラフィーニャやサンティ・ミナとともに大型補強の目玉でもあった。ところがセルタは大不振に陥り、デニス・スアレスも細かな負傷を繰り返してパフォーマンスが上がらず。残留をかけた重要な終盤戦もハムストリングの負傷で欠場を強いられ、チームの力になれなかった。バルセロナやアーセナルでも振るわず、復活を目指すシーズンでもあったが、完全に期待外れに終わった。

キ・ソンヨン
【写真:Getty Images】

キ・ソンヨン(元韓国代表/マジョルカ)
生年月日:1989年1月24日(31歳)
市場価格:240万ユーロ(約2億9000万円)
今季リーグ戦成績:1試合出場/0得点0アシスト

 不安定だったマジョルカの中盤に力強さを加えると期待され、1月にニューカッスルから加入したが、6月末に契約満了を迎えてシーズン終了を待たずに退団。最近になって古巣FCソウル加入が発表され、11年ぶりの母国復帰を果たしている。

 在籍半年でリーグ戦の出場は1試合のみに終わった。3月7日に行われたラ・リーガ第27節エイバル戦の終盤に久保建英との途中交代でデビューしたが、出番はこの一度のみ。負傷に悩まされてベンチ入りもままならず、ピッチ上で久保との共演は実現しなかった。

 背番号10を与えられたキ・ソンヨンは、イドリス・ババやサルバ・セビージャを脅かしてマジョルカの1部残留に向けた切り札になるはずが、完全なる誤算に。この補強失敗は1年での2部降格を避けられなかった要因の1つだったかもしれない。

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