レアル・マドリードに所属する19歳の日本代表MF久保建英が、数あるレンタル先候補の中からセビージャを選択したようだ。そして、マドリーを率いるジネディーヌ・ジダン監督も同選手の考えに同意したと、27日にスペイン紙『エル・デスマルケ』が報じている。

【今シーズンの久保建英はDAZNで！
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】

　同紙によると、マジョルカでの活躍を受けて久保のもとに多数のクラブからオファーが届いているという。マドリーのトップチームでプレーできない場合、久保はその中からセビージャへレンタル移籍することを優先しているようだ。ジダン監督も同選手の意見に賛同し、ビジャレアル、レアル・ベティス、レアル・ソシエダよりも、セビージャを好んでいるとのこと。フランスのパリ・サンジェルマン（PSG）やオランダのアヤックスからも連絡が来ているようだが、ジダン監督は久保にスペインで経験を積ませることを考えているようだ。

　2019年8月に1年間の期限付きでマドリーからマジョルカへ移籍した久保。今季は公式戦36試合に出場し4得点5アシストを記録した。ただ、マジョルカは19位で2部降格となっている。全日程が終了したことで久保は今季限りでマジョルカを退団し、レンタル元のマドリーへ復帰していた。セビージャは今季4位でリーグ戦を終えており、来季のチャンピオンズリーグ（CL）出場権を獲得している。久保が成長する上でも、レンタル先として良い選択肢となりそうだが、果たして…。

【了】