【写真:Getty Images】
レアル・マドリードから再び他クラブへレンタルされるのか、その場合移籍先はどこになるのか、来季の去就が注目されている日本代表MF久保建英。マドリード地元紙『ラ・ラソン』は27日付で、久保本人は希望する移籍先としてセビージャを選んだと伝えている。
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2019/20シーズンにレンタルされたマジョルカでは、久保はチームが2部降格に終わる中でも優れたパフォーマンスを見せたとして高い評価を受けた。だが主に外国人枠の制限により来季のマドリーでプレーするのは難しいとみられ、多くのクラブがレンタルでの獲得に関心を示しているようだ。
スペイン国内ではレアル・ソシエダやベティス、グラナダなどからの関心も噂されていたが、ここ数日ではセビージャが有力な移籍先候補に浮上してきたとも報じられている。今季のリーガを4位で終え、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権も獲得している強豪チームだ。
そのセビージャでは、久保が加入したとしても「レギュラーは約束されない」と『ラソン』紙は予想。それでもCL出場に強い魅力を感じる久保は「セビージャからの関心を知って以来、フレン・ロペテギ監督のチームに加入することを望んでいる」と述べている。
マドリーは来季の久保のレンタル先となるクラブに300~400万ユーロ(約3億7000万~約4億9000万円)のレンタル料を要求すると予想されるのに加え、久保のさらなる成長のため「主役になれる」チームを探しているともみられている。セビージャは上位争いの直接のライバルとなることもあり、マドリーとしてはグラナダやベティスへのレンタルを望むのではないかとの見方も伝えられている。
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