【写真:田中伸弥】
【北海道コンサドーレ札幌 3-1 横浜F・マリノス J1第7節】
明治安田生命J1リーグ第7節の北海道コンサドーレ札幌対横浜F・マリノス戦が26日に行われ、ホームの札幌が3-1で勝利を収めた。
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横浜FMにとっては、前日にドイツのウニオン・ベルリンへの移籍合意が発表された遠藤渓太のラストマッチ。具体的な出発日は発表されていなかったが、試合前には「移籍前、最後の試合」とクラブ公式SNSで投稿され、今節を最後にチームを離れることが明言された。
その遠藤も先発に名を連ねた横浜FMは、前半15分に先制点を奪うことに成功。ペナルティーエリア手前で水沼宏太からのパスを受けた天野純が素早く左足を振り抜き、ゴール右隅への強烈なグラウンダーミドルを突き刺した。
だが札幌も反撃に転じ、一瞬のうちに試合をひっくり返してしまう。まずは失点のわずか1分後、ルーカス・フェルナンデスからのパスを受けエリア右側に侵入した駒井善成が自身のJ1初ゴールとなるシュートを決めて同点とする。
さらにその2分後の18分、右サイドの突破からチャンスを迎えた札幌はチャナティップがキープしてGKを釣り出し荒野拓馬へラストパス。カバーに入るDF陣の間を抜くシュートをゴール左に突き刺し、札幌が2-1と逆転した。
なお、札幌の2得点の間の17分には遠藤がピッチを退き、大津祐樹と交代。ベンチに座らずにドレッシングルームへと下がっており、何らかのアクシデントが起きた可能性も懸念される。
菅大輝の強烈なシュートがGKの好守に阻まれるなど、その後も優位に試合を進めた札幌は前半を1点リードで折り返す。そのまま終盤を迎えた89分には横浜FM守備陣のミスでボールを奪うと、荒野のヒールパスから金子拓郎がJリーグ初得点となるゴールを流し込み、突き放した札幌が4試合ぶりの白星を飾った。
【得点者】
15分 0-1 天野純(横浜FM)
16分 1-1 駒井善成(札幌)
18分 2-1 荒野拓馬(札幌)
89分 3-1 金子拓郎(札幌)
【了】