【写真:Getty Images】
イタリアのサンプドリアに所属する日本代表DF吉田麻也は、移籍後に10試合出場を達成したことで、契約延長のオプション行使を自ら選択できる状況となった。地元紙『セコロXIX』が報じている。
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吉田は今年1月にサウサンプトンからのレンタルでサンプドリアに加入。今年6月末までとなっていたサウサンプトンとの契約はすでに満了したが、新型コロナウイルスの影響によりシーズンが延長されたことで、イタリアの今季終了まではサンプドリアでプレーする形となっている。
そのサンプドリアではこれまでセリエAで11試合に出場。イタリア紙によれば、10試合に出場した時点で契約延長オプションを行使する権利がクラブから吉田側に移り、自ら契約延長を選択できるという合意が交わされていたとのことだ。
クラブとの間ではすでに新たな契約に向けた交渉が行われているとのこと。吉田は年俸約150万ユーロ(約1億8600万円)で契約を1年間延長するオプションを行使することが可能だが、クラブ側は年俸を100ユーロ(約1億2400万円)前後に引き下げた上での2年契約を提示する考えだとも伝えられている。
吉田に対してはトルコ、フランス、UAEなどの他クラブから多くの関心も寄せられているという。だが吉田本人もサンプドリアとの契約延長に前向きな姿勢を示しているようだ。
吉田はサンプドリアで順調にチームに適応し、クラウディオ・ラニエリ監督からの信頼も厚いと地元紙は伝えている。セリエAの再開後は10試合全てに出場しており、交代出場1回以外は先発フル出場。フィールドプレーヤーでは再開後の出場時間がチーム内で最も長い選手となっている。
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