名古屋グランパス
J1の名古屋グランパスは25日、同クラブに所属する24歳のDF宮原和也から新型コロナウイルスの陽性反応が検出されたことを公表した。
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クラブの発表によれば、宮原はチームのトレーニングに参加した今月19日、20日、21日、J1第6節の大分トリニータ戦にベンチ入りした22日、大分から名古屋へ移動してトレーニングに参加した23日までは体温36℃台だった。だが24日金曜日朝には38.0℃の発熱および頭痛があり、PCR検査を実施したところ陽性反応が検出されたとのことだ。
直近2週間の行動履歴について、「練習参加以外は、基本的に自宅で生活し、必要な買い物等外出は最低限にとどめていました」とクラブは説明している。宮原は本日時点では36.8℃の平熱に戻り、自宅で静養して体調回復に努めているとのことだ。
トレーニングや試合・遠征先での行動は全て保健所に報告し、その結果クラブ内に濃厚接触者はいないと判断されたとのこと。それでも他の選手・スタッフ60名は25日にPCR検査を実施し、結果は判明次第公表するとクラブは述べている。
また、本日のトレーニングにおいては宮原が使用した場所の消毒作業を行った上で施設を使用。明日26日には業者による消毒作業を予定しているという。28日にファンクラブ会員限定で予定されていた練習見学は中止とすることが発表されている。
名古屋では6月にFW金崎夢生とGKランゲラックからも新型コロナウイルスの陽性反応が検出され、両者はその後回復している。「クラブとしましては、これまで感染予防対策は徹底し、宮原選手自身も外出は生活に必要な最低限にとどめていた中での罹患となり、あらためて感染リスクはどこにでも潜んでいると強く実感しています。今後は、新型コロナウイルス感染症対策を強化し、選手、スタッフ、関係者全員に再度周知、徹底をはかってまいります」と名古屋はコメントしている。
【了】