【写真:田中伸弥】
J1の横浜F・マリノスに所属する日本代表MF遠藤渓太は、ドイツ1部のウニオン・ベルリンへ期限付き移籍することがクラブ間で合意に達した。25日に両クラブから発表が行われている。
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期限付き移籍の期間は欧州の来季が終了する2021年6月30日まで。ウニオン・ベルリン側の発表によれば完全移籍に向けた買い取りオプションの設定も合意したとのことだ。
現在22歳の遠藤は横浜FMの下部組織から2016年にトップチームに昇格。これまでJ1で通算102試合に出場して13得点を挙げ、昨季はクラブにとって15年ぶりとなるJ1優勝に貢献した。昨年12月に行われたEAFF E-1サッカー選手権2019で日本代表にもデビューしている。
遠藤は横浜FM公式ウェブサイトを通してクラブへの感謝の思いを述べ、「僕ができる恩返しはドイツで結果を残して活躍する事だけだと思っています。去年、サポーターの皆さんとチームメイトと一緒にリーグ優勝出来たことは一生の思い出であり忘れません。F・マリノスの誇りを胸にドイツで頑張ってきます!いってきます!」とコメントしている。
ウニオン・ベルリン公式ウェブサイトでは、「ブンデスリーガに足を踏み入れ、世界最高のリーグのひとつで自分の力を見せられることをすごく誇りに思います。クラブと町について色々と良い話を聞いており、(本拠地)アン・デア・アルテ・フェルステライで早くプレーするのを楽しみにしています」と遠藤によるコメントが伝えられている。
ウニオン・ベルリンはベルリンの旧東ドイツ地区を本拠地とするクラブで、2019/20シーズンに東西統一後初めてブンデスリーガ1部に昇格。11位でシーズンを終え、来季も1部で戦うことが決まっている。
横浜FMは、遠藤からファン・サポーターへの挨拶の場として、28日19時30分よりクラブ公式YouTubeチャンネルにおいてライブイベントの実施を予定していることも発表している。
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